オランダ代表DFユリエン・ティンバーは、アーセナルと個人条件面で合意に達したようだ。
アヤックスの下部組織出身で、18歳でプロデビューを飾ったティンバー。すぐさま主力に定着して公式戦120試合以上に出場すると、2度のリーグ制覇などに貢献してきた。また、オランダ代表では19歳で初キャップを記録すると、昨年のワールドカップでも4試合にフル出場している。
センターバックの他に右サイドバックを務めることが可能で、基本的な守備スキルの他、パスレンジやドリブル能力が高く評価されるティンバーだが、その活躍から多くのビッグクラブの関心を集めることに。中でもアーセナルが獲得に動いており、先日『The Athletic』はアヤックスに約3000万ポンド(約55億円)相当のオファーを提示したことを伝えていた。
そして、個人条件面では合意に達したようだ。オランダ『De Telegraaf』によると、アーセナルとは5年契約を結ぶことで合意。年俸は、現在アヤックスで受け取る金額の2倍となる800万ユーロ(約12億5000万円)になるようだ。
また同メディアは、アーセナルとアヤックスはボーナスを除いだ移籍金4500万ユーロ(約70億円)で合意に達すると予想。最初の提示額よりもオファー内容を大幅に改善し、最終的に決着する可能性が高まっていると伝えている。
今夏の移籍市場では、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、バイエルンも関心を示していることが伝えられていたティンバー。注目の22歳オランダ代表DFは、アーセナル移籍に近づいているようだ。




