モナコMFオーレリアン・チュアメニの移籍先が、まもなく決定することになりそうだ。スペイン『マルカ』が報じている。
チュアメニに対しては、レアル・マドリーが獲得の動きを見せていることで知られる。マドリーはFWキリアン・エンバペがパリ・サンジェルマン(PSG)残留に傾いていると感じた段階で、以前から興味を持っていたチュアメニを確保すべく動き出し、選手本人もスペイン首都クラブへの移籍に前向きとみられている。
こうして動き出したマドリーがチュアメニを獲得すると思われていた。が、その後PSGが争奪戦を挑んだ模様。マドリーはモナコの求める移籍金が6000万ユーロから1億ユーロに引き上げられたことに難色を示す一方、PSGは同額の支払いはもちろん、チュアメニにもマドリーのものを優に上回る年俸を用意しているとのことだ。
マドリーは1億ユーロという移籍金額があまりに「大袈裟」として、オファー内容を変えずモナコの返答を待っている状況という。そしてモナコとPSGがいまだ合意に達しておらず、加えてチュアメニのマドリー加入願望も変わっていないことから、獲得実現に自信を持っているようだ。
『マルカ』曰くチュアメニの獲得競争は今週末にも決着する可能性があるとのこと。マドリーはこの争奪戦に勝利した場合、MFダニ・セバジョスをすぐに放出して中盤の陣容をMFルカ・モドリッチ、MFトニ・クロース、MFカセミロ、MFエドゥアルド・カマヴィンガ、MFフェデ・バルベルデ、そしてチュアメニとする見込みだ。




