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7戦未勝利の神戸、フィンク監督が電撃退任「家族の下に戻るという決断をしました」

ヴィッセル神戸は22日、トルステン・フィンク監督が9月21日付で退任することを発表した。ヘッドコーチを務めるセバスチャン・ハーン氏とアシスタントコーチのモラス雅輝氏、フィジカルコーチのニコラ・ヴィドヴィッチ氏は契約解除となる。

現役時代にバイエルンなどでプレーしたフィンク監督は、バーゼルやハンブルガーSV、オーストリア・ウィーン、グラスホッパーなどを率いた後、2019年夏に神戸の指揮官に就任。同シーズンはリーグ戦8位となったが、天皇杯では優勝に導き、クラブに初タイトルをもたらした。

神戸はフィンク監督の以下のコメントを伝えている。

以下に続く

「神戸で素晴らしい時間を過ごせました。二つのタイトルという成功を収めることもできました。これは歴史に残ることですし、我々を永遠に結びつけるものです。この街、このチーム、そしてこのサポーターに別れを告げるのは簡単ではないですし、非常に寂しく思います。我々は一つになって大きな目標を達成することもできましたが、私は家族の下に戻るという決断をしました。まだリーグ戦でも良い結果を残せると思いますし、アジアチャンピオンズリーグという大きな大会もまだあるので、今後の幸運を祈ります。遠くからも見守るつもりですし、応援しています。このクラブの監督であったことを誇りに思います」

神戸は19日に行われた明治安田生命J1リーグ第17節の名古屋グランパス戦を1-2で落とし、12位に後退。リーグ7戦未勝利のチームは、23日に行われる次節でサガン鳥栖をホームに迎える。

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