リヴァプールMFチアゴ・アルカンタラは、昨夏にラ・リーガ勢からのオファーを拒否したことを明かした。
昨シーズンの3冠に貢献するなどバイエルン・ミュンヘンで活躍したチアゴは、昨夏にリヴァプールに加入。大きな期待とともにイングランドの名門入りを選んだ。新天地ではケガや新型コロナウイルス感染によって序盤戦を棒に振ったが、コンディションを上げて公式戦19試合に出場している。
そんなスペイン代表MFだが、昨夏には多くのクラブからの興味が伝えられるなど、その去就には注目が集まった。スペイン『アス』で、リヴァプール移籍決断を振り返っている。
「スペインに戻る選択肢もあったけど、僕の考えははっきりしていた。バイエルンを離れたことは、とても競争力のあるプレミアリーグを経験するためだった。コーチ(ユルゲン・クロップ監督)から連絡を受けたとき、新天地を選ぶのは簡単な決断だった。でも、本当にバイエルンから離れたいかどうかは難しい決断だった。最終的に移籍することが決まって、とても満足している」
「国、クラブ、スタジアムが変わることは、スタジアムに集まったファンを見ることや満杯のアンフィールドを楽しみにするだけではなく、新天地で新たな経験を毎日学べるといったことなど、大きな期待を抱くことになる」
また、チアゴはチャンピオンズリーグ準々決勝で対戦するレアル・マドリーの主将で、スペイン代表ではチームメイトのセルヒオ・ラモスについても語っている。
「セルヒオとプレーすることは最高だ。何年たっても、彼からたくさんのことを学び続ける。彼は進化し続け、まだまだ戦いを好み、何より野心が彼の最大の特徴だ。代表チームで、彼は僕たちにこれらのことを伝えているし、本当に多くの成功を収め、称賛を浴び、さらに多くを求める男から僕たちはまだまだ学ぶことができる。僕は代表チームメイトとしてのセルヒオが大好きだ。でも対戦するとき、彼は僕のライバルだ」
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