sakai-Thauvin(C)Getty Images

マルセイユMFトヴァンの退団が決定…先輩ジニャックのいる北中米王者、メキシコ・ティグレスへ

マルセイユのフランス代表MFフロリアン・トヴァンが、今季限りでマルセイユを去り、リーガMXのティグレスへと移籍することになった。ティグレスが公式発表している。

今季限りでマルセイユとの契約が切れる見通しになっていたトヴァンは、クラブ側から契約延長の打診を受けていたとされるが、新契約合意には至らず。

ミラン、レヴァークーゼン、クリスタルパレスも獲得に動いたと報じられていたが、こちらも決定とはならなかった。結果として新天地は2020年CONCACAFチャンピオンズリーグの勝者、北中米王者のティグレスに決定している。フランス『レキップ』は「トヴァンとティグレスの契約期間は5年」と伝えた。

以下に続く

1993年生まれ、現在28歳のトヴァンはグルノーブル育ちで、バスティア、リール、マルセイユ、ニューカッスルと渡り歩き、2017年夏からマルセイユに復帰すると、それ以降は同チームでプレーしていた。右サイドバックの酒井宏樹とは親しい仲だったことでも知られる。

なお、フランス人選手がメキシコへと渡るケースは決して多くないが、過去にはアンドレ=ピエール・ジニャックが2015年に今回のトヴァンと同様、マルセイユからティグレスに新天地を求めている。かつてローマやミランでプレーした元フランス代表FWジェレミ・メネズも、2018年にトルコのアンタルヤスポルからメキシコのクラブ・アメリカへと移籍した例がある。

これまで主にフランスとイングランドのクラブでプレーしてきたトヴァンにとって、これが欧州以外のリーグ初挑戦となる。

広告