パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するU-23スペイン代表GKアルナウ・テナスが、昨夏バルセロナを離れた理由について説明している。
パリ五輪に臨んだスペイン代表の守護神を務め、金メダル獲得に大きく貢献したアルナウ。同国の将来を担うであろうGKは、2023年6月にバルセロナをフリーで退団して、PSGに加入していた。
スペイン『カデナ・セール』とのインタビューに応じたテナスは、10歳の頃に加わったバルセロナをなぜ離れたのか、その理由を問われて次のように返答している。
「(バルセロナから)契約延長のオファーを一切受け取らなかったんだ。彼らからは何も言われなかった」
「彼らから何かを伝えられたのは、契約が終わる2週間前だった。クラブにはテア・シュテーゲンとイニャキ・ペーニャがいて、なおかつ財政状況も良くないと言われたよ。それでも僕は延長してほしかったし、残れるならばどんな契約にもサインをしたよ」
「レンタルで移籍してもよかったはずだ。あのとき僕はプレーすることを必要としていたし、トップチームには居場所がなかったからね」
「あんな状況になるとは思ってもみなかった。誰も僕に対して、イエスかノーかを言うためのオファーを提示してくれなかったんだ」


