マンチェスター・ユナイテッドのエリック・テン・ハーグ監督の今後について、有力メディアが予想している。
今季マンチェスター・U指揮官2年目を迎えたテン・ハーグ監督。しかし開幕から苦しい戦いが続いており、現在は本拠地オールド・トラッフォードで公式戦2試合連続3失点を喫して連敗中。『Opta』によると、1962-63シーズン以来初めて開幕15試合で8敗を喫するなど、非常に厳しいスタートとなっている。
その影響もあって現地ではテン・ハーグ監督の将来に大きな注目が集まっており、すでに一部では解任の噂や後任候補も浮上している。元『BBC』のエース記者で、現在『The Athletic』の看板記者の1人として活躍するデイヴィッド・オーンスタイン氏は、「すべての権限を持つのはマンチェスター・Uの意思決定者のみで、すべてを知るのは彼らだけ」としつつ、以下のように分析した。
「現時点では、テン・ハーグの進退が『検討されている』や『脅かされている』という情報はない。だが様々なクラブで、結果重視のために状況が急展開する様を我々は確認してきた。マンチェスター・Uでは(結果が)どのチームよりも重要な要素。それは本人も理解しているはずだ」
「彼がプレッシャーを受けていないと考えるのは愚かだろう。オールド・トラッフォードでは、負けているときはもちろん、勝っているときでさえ重圧がある。ファン、メディア、一般の人々からもね。仮に4日のフラム戦で敗れれば、重圧はさらに高まるはずだ」
その上で、「今のところ、話し合いや解任の動きについては知らない。直近の結果は、昨季の進歩や夏の補強の後で関係者全員に衝撃を与えている。当面は、全員が状況を好転させることに集中するはずだ」とし、解任が近いという噂は否定しているものの、プレッシャーが高まっているのは事実だとも指摘した。
4日に行われるプレミアリーグ第11節フラム戦は、テン・ハーグ監督にとって重要な一戦となりそうだ。
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