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田中碧の残留に“ハッピー”のデュッセルドルフ監督、移籍希望による出場機会への影響を否定

ブンデスリーガ2部のフォルトゥナ・デュッセルドルフに所属する日本代表MF田中碧は今夏の移籍が実現せず、少なくとも来年1月のマーケットまでの残留が決定した。これについてダニエル・ティウーネ監督が、地元紙『ライニシェ・ポスト』でコメントした。

田中は2021年に川崎フロンターレから加入したデュッセルドルフで公式戦60試合近くに出場。昨シーズン終盤にはクラブ幹部に欧州主要リーグのクラブへの移籍志望を言い伝えたことが明らかに。ドイツ国内ではフランクフルトやシュトゥットガルト、マーケット開幕直前にはフラムやウェストハムとプレミア勢からの興味が報じられたが、結局移籍話はまとまることはなく、デュッセルドルフに残留することが決まった。

そんな中、マーケット閉幕に近づくにつれ、田中の出場機会は減少。新シーズンでは4部イレルティッセンとのDFBポカール1回戦や、リーグ戦第3節までの試合にすべてフル出場していた同選手だが、5-0で大勝した先月26日の4節エルヴェルスベルク戦ではベンチ入りも出番なし。3-1で勝利した今月1日の5節カールスルーエ戦は70分からの途中出場となった。

だが、ティウーネ監督は田中の移籍希望とその扱いの関連性を否定。「アオも当然、この状況に満足していないし、なぜ起用しなかったのか知りたがっていた」とカールスルーエ戦前に同選手にエルヴェルスベルク戦で起用しなかった理由を説明したことを明かすと、「彼に関する決断はいつでも戦術やパフォーマンス上の理由に基づくもの」と強調した。また、「彼はここにいる。いつまでここにいるのかは、おそらく彼が1人で決めることではないだろう。さもないと移籍していたかもしれないからね。彼がウチにいて私はハッピーだよ」と続けている。

一方で、『ライニシェ・ポスト』は代表ウィーク明けに臨むハンザ・ロストック戦でも田中がベンチスタートとなる可能性を指摘。新加入のヤニック・エンゲルハルト、イサク・バーグマン・ヨハンネソン、そして日独ハーフのトップ下アペルカンプ真大が形成する中盤のトリオが好パフォーマンスを見せているため、田中が今後も厳しいポジション争いを強いられることを予想した。

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