レアル・マドリー・カスティージャ（Bチーム相当）に所属するMF中井卓大は、今季限りでチームを退団することが予想されているようだ。
昨季はラ・リーガ2部昇格プレーオフの決勝まで進んだが、劇的な展開で敗れて昇格を逃していたレアル・マドリー・カスティージャ。そんなラウール監督率いるチームだが、この夏に選手たちが大幅に入れ替わることになるようだ。
『The Athletic』によると、主力を担ってきた21歳DFラファエル・マリン、22歳MFカルロス・ドトール、そしてエースのMFセルヒオ・アリバスが退団に向かっているようだ。
マリンは契約を更新してレンタル移籍することが濃厚であり、レアル・ベティスやビジャレアル、セルタが新天地候補に。セルタはドトールにも関心を持っているようだ。さらに、リーグ戦37試合で21ゴール8アシストを決めたアリバスは引く手あまたとなっており、レアル・マドリー側は権利の50％を1000万ユーロ（約16億円）で売却し、また将来的な移籍についても発言権を持ちたいと考えている模様。現在はジローナが争奪戦をリードしているという。
さらに、20歳DFマルベルやアルバロ、GKルイス・ロペス、アレックス・ヒメネス、ブルーノ・イグレシアス、フレン・ジョン・ゲレーロ、ヴィニシウス・トビアスらも退団に向かっているようだ。そして、中井についても「退団する予定となっている」と今季限りでチームを離れることになると伝えられている。
一方で新シーズンからは、マリオ・マルティンやニコ・パスらに加え、昨季アトレティコ・マドリー戦でもゴールを奪うなどトップチームで6試合に出場した19歳FWアルバロ・ロドリゲスらがチームリーダーを務めることになるという。レアル・マドリー・カスティージャは今夏、大きくチームが入れ替わることになるようだ。