ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の去就について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が15日に見解を示した。
2019年夏にシント=トロイデンからボローニャへ移籍して以降、2シーズンにわたってセリエAで活躍を続けてきた冨安。昨シーズンは守備のすべてのポジションをこなしてユーティリティ性の点で評価を高め、今夏の移籍市場では、アタランタやトッテナム、アーセナルやレスターなどからの関心が伝えられてきた。
今夏の冨安の去就に注目が集まる中、イタリア紙がその移籍動向について見解を示している。「事実を照らし合わせてみよう。ボローニャ首脳陣が要求する金額を見ると、取引は複雑なままだろう。今から移籍期限終了までに、(冨安以外の)別のビッグプレーヤーがカステルデーボレを去ることになったとしても驚くことはない」と分析。これまで移籍が有力視されてきた冨安ではなく、セリエA内で需要のあるFWリッカルド・オルソリーニがチームを去る可能性があることを指摘した。
続けて「2人のうちで最初にチームを去る者は、残る1人がチーム残留への道を開くことになる」とし、2人のうちのいずれかが放出される見込みであることを伝えた。また持論を展開し、ボローニャ指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチの立場からすれば、「攻撃的ポジションよりも右サイドバックの方が選択肢は少ないため、トミヤスとオルソリーニのどちらかがボローニャを去るかを天秤にかけなければならないのであれば、日本人選手が残留することを好むはずだ」と綴っている。
なお冨安の移籍は、ボローニャが熱視線を送るオーステンドのDFアルトゥール・テアテ獲得の前提条件とみられてきたが、現時点でDFステファノ・デンスヴィルのベシクタシュ移籍の可能性が浮上。オランダ人DFのトルコ行きが実現すれば、テアテの獲得へ移行できるものと見られている。


