Takehiro Tomiyasu Arsenal injured vs Sporting 2022-23Getty Images

負傷の冨安健洋、松葉杖でスタジアムを後に…アルテタ監督も「かなり深刻そうだ」

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、日本代表DF冨安健洋の負傷について説明している。

16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のセカンドレグで、スポルティングCPと対戦したアーセナル。敵地でのファーストレグを2-2で引き分けていた中、ホームでの大一番は19分にグラニト・ジャカのゴールで先制に成功する。しかし62分、ペドロ・ゴンサルベスにピッチ中央付近からのロングシュートを叩き込まれると、試合は120分でも決着つかず。そしてPK戦3-5で敗退が決まった。

なおこの試合で先発した冨安だったが、膝を痛めて開始9分で途中交代に。アーセナルはさらに21分にも、ウィリアム・サリバを負傷で失うこととなった。アルテタ監督はクラブ公式HPで、「難しいスタートになってしまった。早々にトミを失い、サリバもだ。明らかだね」と2人の交代が痛手になったことを認めている。

そして、冨安の状態にも言及。「冨安はかなり深刻そうだ。その時の反応や、彼が私に伝えた言葉などからそう感じる。もちろん、まだ早すぎるので把握するのは難しい」とし、重傷の可能性もあると話している。一方サリバについては、「ウィリアムもまだわからない。違和感を感じて続けられなくなったので、休ませざるを得なかった」と語った。

『イブニング・スタンダード』でアーセナルを担当するシモン・コリンズ記者は、冨安が松葉杖をつきながらスタジアムを後にする姿を伝えている。3月の日本代表メンバーにも選出されていた24歳DFの今後の状態に注目が集まっている。

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