2021-01-25-bologna-takehiro-tomiyasu-juventus-kulusevski(C)Getty images

C・ロナウドらと対決の冨安健洋を伊メディアは評価「戦術脳に優れた彼を抜くのは困難」

24日のユヴェントス戦に出場したボローニャの日本代表DF冨安健洋について、イタリアメディアなどが評価を下した。

ボローニャは24日、セリエA第19節においてFWクリスティアーノ・ロナウドら豪華メンバーを擁するユヴェントスと敵地アリアンツ・スタジアムで対戦。15分にポルトガル人スーパースターのアシストからアルトゥールにゴールを決められて先制を許すと、71分にはMFウェストン・マッケニーに追加点を奪われて0-2と敗れた。

ここまでセリエA全試合に出場している冨安は、前節のヴェローナ戦に続いてDFダニーロとのコンビでセンターバックとして先発。後半は右サイドバックに回り、フル出場を果たした。

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ヴェローナ戦で完璧に近いパフォーマンスを見せ、試合前にもイタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』からC・ロナウド封じのカギとして期待を寄せられていた冨安。チームはセリエA10連覇を目指す王者に敗れたが、現地ではまずまずの評価を受けている。

『ユーロスポーツ』イタリア版は、チーム内最高評価の「7」を得たGKウカシュ・スコルプスキおよび「6.5」を得たFWリッカルド・オルソリーニに次ぐ「6」と採点。「日本兵を追い抜くことは難しい。彼は戦術脳に優れている」と綴り、守備面での戦術的なプレーを評価した。

また、『トゥット・メルカート・ウェブ』も同様に冨安のパフォーマンスを合格ラインの「6」と採点。「CBとして先発し、最後は右SBでプレー。どちらのポジションにおいても戦術的に上手くこなしていた。一度も困難に陥ることなく良い試合をしていた」と賛辞を贈った。

全国紙『コリエレ・デラ・セーラ』も冨安を「6」と採点。「ピッチの真ん中にとんでもない穴を開けてしまい、ユーヴェのカウンターを誘ったが、(フアン)クアドラードがこの好機を無駄にした」と課題を指摘した一方、「それ以外については、CBおよびSBとしての自身の価値を示した」と一定の評価を与えた。さらに『Goal』イタリア編集部のロメオ・アグレスティ記者も冨安を評価。「右SBであろうがCBであろうが、日本の才能は目覚ましい成長を続けている」と称えた。

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