ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の今後の去就を巡り、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が5日、残留の可能性などについて報じた。
2019年夏にシント=トロイデンからボローニャに移籍すると、2シーズンにわたってセリエAで印象的な活躍を見せてきた冨安。今夏にはアタランタやトッテナムが獲得に乗り出しており、その動向に注目が集まっていた。しかし両クラブともにボローニャと金銭面で折り合いがつかず、前者はDFメリフ・デミラル、後者はDFクリスティアン・ロメロの獲得へとシフトしたことが報じられており、冨安はボローニャ残留の可能性も囁かれている。
イタリア紙はそんな状況について、「彼の(ボローニャ本部のある)カステルデーボレ残留は、間違いなくシニシャ(ミハイロヴィッチ)やジョーイ・サプート会長を喜ばせるだろう」と指摘。「日本人選手はボローニャにおいて技術面で重要な選手であり、ボローニャ首脳陣は彼と同等に信頼できる代役をイタリア国内外で見つけることは困難だったからだ」との見解を示した。
ただその一方で、「メルカートの締め切りまで20日間残っており、状況が変わる可能性もある。ミハは凱歌をあげるのを待った方が良いだろう」とも指摘。「しばらく前から大なり小なり日本人選手に関心を抱いている他のクラブがあることを忘れるべきではない。開幕前の選手の負傷などで構想を見直す場合、両サイドバックに加えて4バックや3バックのセンターバックも務めることができるトミヤスのような選手の獲得に本腰を入れる可能性もある」と続けた。
そして「プレミアリーグはまだ彼を追っている」との小見出しをつけ、「アーセナルやイギリスの他の2クラブが日本人選手を気に入っている」と報道。冨安の技術的特徴にも適したプレミアリーグへの移籍の可能性を伝えた。最後にイタリア紙は、冨安の移籍のデッドラインは後釜確保の時間を踏まえ、セリエA開幕直前の8月20日頃になると予想している。
