ウディネーゼ戦で今季2ゴール目を決めたボローニャDF冨安健洋について、イタリア現地メディアも高い評価の内容で報じている。
セリエA第16節ボローニャvsウディネーゼ戦では右サイドバックとして先発した冨安。前半19分、右FKからのクロスに反応した冨安は、ゴール前で打点の高いヘディングを見せ、先制ゴールをマークした。試合は2-1で迎えた終盤にボローニャが失点し、2-2のドローで決着した。
冨安の先制ゴールを勝ち点3につなげることができなかったボローニャだったが、この試合での冨安は、現地メディアから総じて高評価を得ている。
イタリア『zerocinquantuno』は冨安に対してチーム最高の7点を付け「素晴らしいヘディング。今季2得点目で、ロッソブルー(ボローニャ)での通算3ゴール目を決めた。相手ゴールの混戦地帯でビアンコネーロ(ウディネーゼ)相手に明確な意図を持ち、注意深く一瞬のチャンスをものにした」と伝えた。
一方で『Tutto Udinese』は「オリベル(大空翼)にとって3度目となるセリエAでのゴールだった。空中戦で圧倒的な強さを見せ、DFとしても右サイド、センターとどちらのポジションでも大きく成長を見せている」と伝え、10点満点中7点を付けた。これはボローニャ全員の中で単独トップとなる。
2-1で1点リードの47分に退場者を出し、後半は40分以上も数的不利での戦いを余儀なくされたボローニャ。終盤に追いつかれて勝ち点1奪取に留まって順位は12位となり、1部残留争いからまだ遠ざかることはできていないが、冨安の活躍ぶりはポジティブな内容として現地でも注目されているようだ。
▶セリエA観るならDAZNで。1ヶ月間無料トライアルを今すぐ始めよう
【関連記事】