2020-12-18-bologna-takehiro-tomiyasu(C)Getty images

左SBで先発のボローニャ冨安健洋にイタリア紙の見解は?「スタートは悪くなかったが」

16日のスペツィア戦にフル出場したボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』などが17日、見解を示した。

今シーズン、開幕戦から11試合連続でセンターバックとして先発してきた冨安。16日に敵地で行われたセリエA第12節スペツィア戦では、チームの台所事情から左サイドバックでの先発を命じられた。しかし指揮官シニシャ・ミハイロヴィッチによる急造の守備ラインは機能せず、一時は昇格チームに2点のリードを許したが、終盤のFWムサ・バロウらの活躍により2-2のドローで終えた。

イタリア紙は、左SBだけでなく、右ウィングバックなど複数ポジションをこなした冨安について、やや及第点に満たない「5.5」と採点。「CBで苦戦していたが、左サイドにおいて困難が倍増。相手選手を追走しなければならないことがしばしばあった。SBであることを忘れてか、中央に寄り過ぎてしまうこともあった」などと見解を示した。なおチーム内最高評価はバロウやMFニコラス・ドミンゲスらの「6.5」。最低評価はCBを務めたDFネウエン・パスらの「5」だった。

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ボローニャの地元紙『コリエレ・ディ・ボローニャ』も、冨安のパフォーマンスについて「5.5」とチーム内で平均的な評価を下している。寸評では、「再びサイドのポジションに戻ったが、左サイド。スタート直後は悪くなかった.。しかし34分、相手のミスで失点は免れたが(ナウエル)エステベスの存在を完全に忘れてしまう。0-2となる場面では、(ケビン)アグデロに対して出遅れた。複数ポジションをこなし、ボローニャが3バックに移行した後はウィングバックを務めた」と分析した。

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