2020-10-19-tomiyasu(C)Getty Images

サッスオーロ戦出場のボローニャ冨安健洋、現地での評価は?「全体的に合格点だったが」

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が18日、サッスオーロ戦にフル出場し、イタリア『メディアセット』などが評価を下した。

ボローニャは18日、セリエA第4節で同じくエミリア・ロマーニャ州に拠点を置くサッスオーロとのダービーにホームで臨んだ。MFロベルト・ソリアーノらのゴールで2度にわたってリードし、60分にはFWリッカルド・オルソリーニの得点で2点差に広げたが、直後にDFロレンツォ・デ・シルヴェストリが負傷退場すると状況が一転。ボローニャは立て続けに失点して3-4と逆転負けを喫した。

冨安は開幕戦から4試合連続でセンターバックとして先発して奮闘。しかし77分に相手DFギオルゴス・キリアコプロスのクロスを自陣ゴールに押し込み、決勝点を献上してしまう不運に見舞われた。イタリアメディアは、日本代表DFのパフォーマンスについて、チーム内最低点タイとなる「5」と採点。「サッスオーロのFW勢をマークするだけでなく、中盤にまで上がるよう呼ばれていた。しかしOGで試合を決定づけ、悪い意味で主役となってしまった」と振り返った。なおチーム内最高点は、1ゴール1アシストを記録したソリアーノの「7」だった。

『トゥット・メルカート』も同様に冨安を「5」と採点。「OGの場面は不運だったが、まったく責任がなかったわけではない。日本人選手にとって非常に複雑な午後になった」などと綴った。地元紙『ボローニャ・トゥデイ』は、「5.5」とやや合格点に満たない評価。「全体的に合格点のパフォーマンスだった。あのボールの自陣ゴールへの一押しで相手のリードをもたらしてしまったのは、残念だった」と一定の評価を与えつつ、OGを惜しんだ。一方、『ユーロスポーツ』は「4」と厳しい評価。「数多くの賛辞を受け、ミラン移籍の噂も流れたが、改めて地に足をつける必要がある」との見解を示した。

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