2021-05-18-bologna-tomiyasu-takehiro(C)Getty images

冨安健洋の獲得に動き出したアタランタ、40億円の資金を捻出できるワケは?

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋の獲得に乗り出したアタランタの移籍事情について、イタリア紙『トゥット・スポルト』が30日、特集を組んだ。

今シーズンのリーグ戦を3位で終え、3年連続となるチャンピオンズリーグ出場を決めたアタランタ。そんなジャン・ピエロ・ガスペリーニ率いるチームは、早くも来シーズンに向けて、ボローニャに所属する冨安とMFイェルディ・スハウテンの獲得に乗り出した。イタリア紙は「偉大な成功を収めている」アタランタの移籍市場に注目。ビッグクラブのような資金源を持たないチームが、いかにして冨安らの獲得資金を確保しているのかを紹介した。

育成能力に定評のあるアタランタは、ガスペリーニ指揮下で主力となれずにチームの構想外となった選手をレンタル要員として放出。契約上、買い取りを義務化することで資金を確保している。ベルガモのクラブはこれまでに、FWムサ・バロウをボローニャへ、DFロジェール・イバニェスをローマへ。さらにFWアンドレアス・コルネリウスをパルマへレンタルしている。いずれも来月末に買い取り期限が設定されているため、売却金を確実に受け取ることができる。ボローニャはバロウの買い取りに1500万ユーロ(約20億円)、ローマはイバニェスに800万ユーロ(約11億円)、さらにパルマは無料でレンタルしていたコルネリウスのために700万ユーロ(約9億円)を支払わなければならず、アタランタは来月末までに3000万ユーロ(約40億円)を確保できることになる。

イタリア紙は、アタランタのレンタル要員らが「テゾレット(小さな宝物)」であると指摘。「すでにトップチームの補強を検討しているクラブにとって天の恵みであり、過去の取引だけでなく、今シーズンに予定されている取引による資金を基に、本当にメルカートに乗り出すかもしれない」と述べた。こうしたテゾレットの売却資金を基に今夏、冨安およびスハウテンの両獲りを狙うアタランタ。「ボローニャとの対話は、DFトミヤスだけでなく、MFスハウテンに関しても続いている」とみられる。今後の動向は注目されるところだ。

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