アーセナルDF冨安健洋は、マンチェスター・シティ戦で見事なスタッツを残している。
1日に行われたプレミアリーグ第21節で、マンチェスター・シティをホームに迎えたアーセナル。前半は10連勝中の王者相手に主導権を握り、31分にブカヨ・サカのゴールでリードを奪った。しかし、57分にPKから失点。その後ガブリエウが退場になると、耐え続けていたが、後半アディショナルタイムに劇的な逆転弾を許し、1-2で敗れている。
終了間際の失点で敗れた一戦後、ピッチに座り込んで悔しさを見せていた冨安。しかし、スタッツ面では見事な数字を残している。
『Opta』によると、冨安はこの試合でクリア数(5)、インターセプト数(3)が両チーム合わせて最多に。また、5回のボール回収や7回のデュエルで勝率42.9%を記録した。その他、チーム2位のタッチ数(44)やパス成功率(80.8%)など、攻撃面でも存在感を見せている。
そんな日本代表DFに対し、データサイト『WhoScored』はチーム3位となる「6.71」と高評価。また『スカイスポーツ』も、「7」と及第点以上と評価している。なお『スカイスポーツ』は、最高点となるサカの「9」を始め、アーセナル先発メンバー全選手が及第点以上に。勝利したマンチェスター・Cよりも上回る結果となっている。
昨年12月18日のリーズ戦(4-1)で負傷により途中交代し、前節ノリッジ戦(5-0)は新型コロナウイルス陽性反応でベンチ外となっていた冨安。欠場も心配されたマンチェスター・C戦だったが、先発復帰で対峙した好調のFWラヒーム・スターリング相手に仕事をさせず、堂々たるパフォーマンスを見せている。