tomiyasu arsenal goal(C)Getty Images

冨安健洋を現地記者が大絶賛!「まるでマルチツール。一対一の守備はアーセナル最高」

アーセナルDF冨安健洋に対し、現地メディアでも絶賛の声が相次いでいる。

今季アーセナル加入3シーズン目を迎えた冨安。プレミアリーグでは先発1試合にとどまっているものの、第8節マンチェスター・シティ戦(1-0)では決勝点の起点となり、続くチェルシー戦(2-2)は後半出場から攻守に大活躍を見せ、さらに先発したチャンピオンズリーグ・セビージャ戦(2-1)でも躍動するなど、現地で高い評価を獲得していた。

そして28日に行われた第10節シェフィールド・ユナイテッド戦(5-0)に後半途中から出場すると、終了間際にアーセナル移籍後初ゴールをマーク。記念すべき自身プレミアリーグ通算50試合目で待望のゴールを決め、チームメイトやスタッフ、ファンから手放しで賛辞を受けている。

そんな24歳DFについて、『イブニング・スタンダード』のサイモン・コリンズ記者は「先月の会見で、ミケル・アルテタは『我々に彼のような選手はいない』と大胆に発言した。だが、これはブカヨ・サカやマルティン・ウーデゴールについて話したわけではない。冨安健洋について語った言葉だ」とし、以下のように続けた。

「アルテタの称賛は、この日本代表の多才さからくるものだ。“スイス・アーミーナイフ(マルチツール)”であることはすでに証明されている。今季はDFラインすべてでプレーし、セビージャ戦は左サイドバックとして勝利に導いた」

「アルテタは上述の会見で、『トミが一貫性を手にした時、我々にとってとてつもなく貴重な存在となっていくと確信している。守備面において、彼はおそらく私がこれまで見てきた中でも最高の一つだ』とも話した」

「アルテタの言葉は真実だろう。そしてそれこそが、彼の悩みにも繋がっている。アーセナルはボールを支配して強固な守備陣と戦う機会が多いため、オレクサンドル・ジンチェンコを起用する場面が多い」

「しかし将来的に、間違いなくビッグマッチでアルテタが冨安に頼ることが考えられる。彼の一対一の守備はおそらくアーセナル最高であり、それを本人も楽しんでいる。またポゼッションにも懸命に取り組んでおり、今ではジンチェンコのように中盤に入ることも苦としないようだ。さらにその高さは貴重な武器で、そうした動きがマンチェスター・C戦の勝利に重要な役割を果たした」

そして「冨安の契約は来夏で残り1年となるが、さらに12カ月の延長オプションもある。アーセナルにとって、新たな条件で合意するのが賢明だろう」とし、契約延長に動くべきだとも指摘している。

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