アーセナルDF冨安健洋は、31日のマンチェスター・シティ戦へ向けて順調に準備が進んでいるようだ。
アーセナルでの3シーズン目を迎えた冨安。今季も左右両サイドバックとして公式戦20試合に出場し、加入後初ゴールを決めた10月にはクラブの月間MVPに輝くなど、現地でもそのパフォーマンスは高く評価されてきた。しかし、日本代表として4試合に出場したアジアカップで負傷を抱えて合流し、1カ月半以上ピッチから遠ざかっている。
それでも、21日に非公開で行われたQPR戦で45分間プレーして実戦復帰を果たした冨安は、順調にコンディションを整えているようだ。3月の代表ウィークで複数の主力選手が不在の中で練習を行うアーセナルだが、地元メディア『football.london』は以下のように伝えている。
「3月の代表ウィークに複数選手が招集された中、ミケル・アルテタは小規模なチームと緊密に連携することになる。そして最近ケガから復帰したばかりの冨安健洋、ガブリエウ・ジェズス、トーマス・パーティは試合に向けた鋭さとフィットネスを強化することになるだろう。冨安もパーティも、21日のセッションから参加し続けている」
また同メディアは、ケガの予防措置でイングランド代表を離脱したブカヨ・サカについて「大一番への出場に今のところ疑問はないが、代表戦に出場できないと判断されたことを考えると、当然懸念は残る」と指摘。一方で長期離脱からの復帰が迫るユリエン・ティンバーは、今回の大一番も欠場するようだ。
プレミアリーグ28試合を終え、勝ち点64でリヴァプールと並び首位に立つアーセナル。代表ウィーク明けの31日、敵地で1ポイント差の3位マンチェスター・Cとの天王山を迎えるが、冨安はこの試合に出場する可能性が高まっているようだ。





