tomiyasu arsenal(C)Getty Images

冨安健洋はなぜ前半のみで交代に?アーセナル指揮官「リスクを負いたくなかった」…選手には賛辞

アーセナルのミケル・アルテタ監督が、冨安健洋の状態について明かしている。

今季は開幕から見事なパフォーマンスを続けて現地で絶賛を集めており、10月にはクラブの月間最優秀選手にも輝いた冨安。8日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節セビージャ戦でも、左サイドバックとして先発出場を果たしていた。

そんな冨安は前半に攻守両面で好プレーを見せ、1-0で折り返すことに貢献していたが、後半頭からオレクサンドル・ジンチェンコと交代となっていた。試合はその後ブカヨ・サカが追加点を奪って2-0と勝利したが、そのサカも足を痛めて負傷交代を強いられている。

試合後、アルテタ監督が公式HPで両者の状態について言及。大事を取ってプレーさせなかったことを明かした。

「トミは何か違和感を感じていたため、ピッチを離れなければいけなかった。我々はいかなるリスクも負いたくなかったからね。そしてブカヨも同じだ。彼は明らかに何度も蹴られていて、最後のキックでは続けることに不快感を抱えていた」

なお、アーセナルはこれで勝ち点を9まで伸ばし、グループBの首位をキープ。ホームでの次節RCランス戦で勝利すれば、首位での決勝トーナメント進出が確定する。指揮官はセビージャ戦のパフォーマンスに満足感をいだきつつ、次節へ向けて意気込んだ。

「パフォーマンスには本当に満足している。決意、クオリティ、攻撃性には大満足だ。本当に納得がいく勝利で、多くのものを生み出して何も譲らなかった。大きな一歩だね」

「(首位でのグループ突破は)我々がやらなければいけないことであり、やるべきことである。それは大きなステップであるし、準備していくよ」

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