20211024 Tomiyasu WhiteGetty Images

冨安健洋「行きたい場所はない。アーセナルと一緒に世界最高の場所に戻れればベスト」

アーセナルDF冨安健洋が、DAZN(ダゾーン)で現在配信中の番組『FOOTBALL TIME』で内田篤人氏のインタビューに応じた。

今夏の移籍市場最終日に、ボローニャからアーセナルへ加入した冨安。これまで右サイドバックとして7試合に出場し、未だ負けなし(5勝2分け)。チームはその間4回のクリーンシートを記録。攻守両面で目覚ましい活躍を見せており、イギリスメディアやOBからも称賛を浴び続けている。

そんな日本代表DFは、内田氏とのインタビューで今夏の移籍について回想。当初トッテナム移籍が騒がれた中で、アーセナル加入秘話を明かしている。

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「本当にギリギリでした。移籍できないと思っていました。実際トッテナム(移籍の報道)が出てて、僕も行くものだと思っていました(笑)。でもギリギリでなくなって。アーセナルは全然なかったんですよ。本当に最後、8月30日の夜に急にオファーをくれて、そのままぱっと決まった感じです」

また、ミケル・アルテタ監督やチームメイトからの信頼も感じている明かした冨安。内田氏に「今後行きたい国、クラブはある?」と問われると、「ないですね」と返答。その理由を語った。

「アーセナルが元いた場所、本当にアーセナルが一番上だった時代に一緒に戻ることができれば、今いる場所が世界最高の場所になるので。それが今の僕にとってはベストですね」

内田氏に「今のところは使います」と言われ、笑顔で「使ってください」と答えた冨安。9月のチーム月間最優秀選手に輝くなど、すでにアーセナルサポーターから愛される22歳DFだが、本人もクラブへ忠誠を誓っている。

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