アーセナルDF冨安健洋は、新シーズンから起用法に変化があるかもしれないようだ。
2021年にボローニャからアーセナルに加わった冨安。1シーズン目はケガもあったが、右サイドバックのレギュラーとして公式戦22試合に出場。昨季はベン・ホワイトのコンバートによって先発での機会が減少したものの、左サイドバックでも活躍するなど、公式戦31試合でピッチに立った。
そんなアーセナルでも主力の1人を担う24歳の日本代表DFだが、新シーズンは起用法に変化があるかもしれないようだ。イギリス『Four Four Two』は、左サイドバックでのプレーがさらに増えるかもしれないと予想している。
アーセナルは今夏の移籍市場で積極的に動いており、先日にはオランダ代表ユリエン・ティンバーを獲得。右センターバックや右サイドバックとして高い評価を受ける22歳DFが加入し、冨安が序列を下げる可能性も指摘されている。
しかし『Four Four Two』は、冨安が左サイドバックとしてのトレーニングを続けていると報道。昨シーズンもオレクサンドル・ジンチェンコがケガで離脱時に同ポジションで起用されており、リヴァプール戦(9月10日:3-2)ではモハメド・サラーへの対応が絶賛されていたが、ミケル・アルテタ監督もオプションとして考慮しているようだ。さらにキーラン・ティアニーの去就が不透明となっており、新シーズンはさらに左サイドでの起用が増加すると予想されている。
なお同メディアは、冨安について「利き足は右だが、素晴らしい両利きの選手」と絶賛している。先日のプレシーズンマッチはケガからの回復で不参加となったが、復帰は目前とされる冨安。アメリカツアーで今後の方針がわかるかもしれない。


