アーセナルDF冨安健洋は、QPRとの練習試合で実戦復帰を果たした。
アーセナルでの3シーズン目を迎えた冨安。今季も左右両サイドバックとして公式戦20試合に出場し、加入後初ゴールを決めた10月にはクラブの月間MVPに輝くなど、現地でもそのパフォーマンスは高く評価されてきた。
しかし、12月頭にふくらはぎの負傷で離脱を強いられると、アジアカップ直前に復帰。日本代表として大会に参加し、4試合でプレーしていた。だがミケル・アルテタ監督が「問題を抱えて帰ってきた」と明かした通り、アーセナル復帰後は一度も試合に出場できず。1カ月半以上ピッチから遠ざかっている。
そんな25歳DFだが、ついに実戦復帰を果たした。アーセナルは21日、QPRと無観客の親善試合を開催(0-4)。U-21チームの選手が中心に出場した中、冨安も45分間プレーした。また、昨年8月以来41分間のプレーにとどまっているトーマス・パーティも出場し、60分間プレーしたと公式HPが伝えている。
プレミアリーグで28試合を終えて勝ち点64を稼ぎ、首位に立っているアーセナル。そして代表ウィーク明けの31日、第30節で1ポイント差の3位マンチェスター・シティと直接対決に挑む。敵地での大一番へ向け、頼れる日本人DFの復帰はチームの大きな後押しとなりそうだ。





