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21歳冨安健洋に伊紙が注目「ボローニャは彼を重要視。技術戦術面で不可欠」

ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋について、イタリア紙『コリエレ・デロ・スポルト』が7日、特集を組み、センターバックでの起用に期待を寄せた。

昨夏にボローニャに加入すると昨シーズン、右サイドバックのポジションで活躍を見せた冨安。現在は新シーズンの開幕に向けて、指揮官のシニシャ・ミハイロヴィッチの指示の下、CBの位置でのプレーに取り組んでいる。そんな冨安について、イタリア紙は、「ボローニャの守備のカギはCBトミヤスだ」との見出しで特集。「テストは上手く進んでいるが、日本人選手にとって真の試練はリーグ戦になる」などと分析している。

セリエA挑戦1年目にして印象的な活躍を見せた冨安には、ニューカッスルやウェストハムなどイタリア国外からも熱視線が注がれていることに注目。「プレミアリーグも彼に近づき、すでに彼を連れ帰るために2000万ユーロ(約25億円)を準備したと言われている。しかしボローニャのディレクターたちのしかめっ面の表情からは、『ノー。タケヒロ・トミヤスはここから動かない』という答えが伝わる」と指摘した。

そして「ボローニャはいくつかの理由でトミヤスを非常に重要視している」と主張。その1つとして、将来的に移籍金のさらなる高騰が予想されることなど金銭面を挙げた一方、主な理由として、「技術および戦術面で不可欠」であることを指摘した。なぜなら「トミヤスはSBからCBへと変化している最中であり、ボローニャの守備面の選択肢を増やして守備を安定させるだけでなく、選手の成長にとっても必要なこと」であると述べた。

■冨安が変化の風をもたらす

イタリア北部ピンツォーロで行われた合宿では、「この変化へ向けて大きな一歩を踏み出した」と分析。昨シーズンは33試合連続で失点していたボローニャがフェラルピサロとの練習試合を無失点で終えたことに触れ、「変化の風をもたらしたのは、トミヤスでもある」と綴り、後半から出場した日本代表DFを称えた。

しかし一方で、「現段階でトミの反応はまずまず」だが、「トミヤスはまだ、準備ができていない」と指摘。「過去にベルギーでCBのポジションに取り組み、一定の継続性を見せたが、セリエAで継続性を見せることは別の話。難しいことばかりだ」と続け、「日本人選手の最終審査はリーグ戦でしか行えない」との見解を示した。最後に、「SBで良い動きを見せていたトミには、フィジカルや空中戦、読みやマーキングなどの基礎はある。今後はそれに磨きをかけなければならない。問題は細部だ」と課題を掲げつつ、期待を寄せた。

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