レアル・マドリーは、レアル・ソシエダMF久保建英に関する条項を保持したままのようだ。
2022年にレアル・マドリーからソシエダへ完全移籍した久保。デビュー戦でゴールを奪うなど加入直後から重要な存在となり、今季はラ・リーガ22試合で7ゴール3アシストをマークするなど、すでに欠かせない存在となっている。
そんな22歳の日本代表MFだが、以前からスペイン複数メディアでレアル・マドリーから移籍した際にソシエダと結んだ条項の内容が伝えられている。他クラブが久保の獲得に動いた場合、レアル・マドリー側は優先的に交渉できる「先制拒否権」を盛り込んでいる模様。『The Athletic』によると、その条項は現在も保持したままであるようだ。
また同メディアは、2月にソシエダと2029年までの契約を延長した久保だが、契約解除金は6000万ユーロ(約98億円)のままであると指摘。「有利な条件でマドリーに復帰する可能性のある注目の存在」として、ジローナで活躍する22歳DFミゲル・グティエレスと共に今夏の移籍市場でも獲得に動く可能性があると伝えている。
なお『The Athletic』は、現在レンタルでチームに加わっているGKケパ・アリサバラガとFWホセルについても分析。ティボー・クルトワの長期離脱に伴いチェルシーからレンタル加入後、一時は正守護神を務めたケパだが、現在はGKアンドリー・ルニンにポジションを奪われる状況。レアル・マドリー側はルニンとの契約延長に動いており、ケパを買い取る可能性は低いようだ。一方でホセルに関しては、150万ユーロ(約2億5000万円)で買い取りが可能。カルロ・アンチェロッティ監督もパフォーマンスに満足しており、来季も残留することになるようだ。






