レアル・ソシエダMF久保建英は、ラージョ・バジェカーノ戦のプレーが現地メディアで一定の評価を獲得している。
29日に行われたラ・リーガ第11節で、敵地でラージョと対戦したソシエダ。先制を許す展開となったが、41分にミケル・オヤルサバルが同点弾を奪うと、66分に久保がPKを誘発し、これをオヤルサバルが決めて逆転に成功する。しかし終了間際に同点弾を許し、2-2のドローで試合を終えた。
久保はこの試合で公式戦2試合連続の先発出場となり、厳しいマークに遭いながらゴールこそなかったがPKを誘発するなど、右サイドで効果的なパフォーマンスを見せていた。そしてスペイン大手メディア『as』は、以下のように評価している。
「彼が試合に参加するのは難しい状況だったが、試合に入れば相手の監視を集めて他のチームメイトを解放し、それによって多くの危険な場面を生み出していた。逆転PKを生み出すカギにもなった」
なお同メディアは、2ゴールのオヤルサバルについて「彼こそがレアル・ソシエダの魂。生み出したものやゴール、その貢献すべてが示している。2ゴールが勝利に繋がらなかったのは残念だ」と絶賛している。
ラ・リーガで11試合を終えて勝ち点19、5位に位置するソシエダ。次戦は11月1日、コパ・デル・レイ1回戦を戦う。




