レアル・ソシエダMF久保建英と少年ファンの交流が、現地で大きな注目を集めている。
昨夏にレアル・マドリーから完全移籍でソシエダに加入した久保。すると特にワールドカップ後は毎試合のように決定的な活躍を見せ続け、ラ・リーガ35試合で日本人選手のシーズン最多得点記録を更新する9ゴール（7アシスト）をマーク。この活躍は絶賛されており、有力メディア『The Athletic』の選ぶラ・リーガのシーズンベストイレブンにも選出されていた。
すでにサポーターからも愛される存在となっている日本代表MFだが、ある少年ファンとの交流が話題に。会うことができた感動で涙を流し、抱きついて離れようとしないファンへ久保が優しく言葉をかけ、ユニフォームをプレゼントすることを約束。試合後に久保が少年ファンを探し、最後にはプレゼントして共に写真を撮る動画をソシエダ公式がSNSで公開。「夢の実現。久保から最高に感動的な贈り物」とし、ファンとの微笑ましい交流を紹介している。
『ムンド・デポルティーボ』バスク版は、「久保が子どもたちの夢を叶える」としてこの動画を取り上げ、すでにファンのアイドルになっていると指摘している。
「タケ・クボのパフォーマンスは多くの人間を驚愕させた。昨夏に契約が発表された時、疑問の声があったのも事実だ。しかし、その疑念は1年で払拭された。今では、彼はサポーターのアイドルの1人となっている。彼のあり方、率直な物言い、そして何よりもピッチ上での素晴らしいパフォーマンスは、サポーターの心をつかむには十分だった」
新シーズンは初のチャンピオンズリーグにも挑戦する久保。ファンからも絶大な信頼を寄せられる中、ソシエダでの2シーズン目はどのような活躍を見せてくれるのだろうか。