Takefusa KuboGetty Images

サイドからPA内に切れ込み今季9点目を決めた久保建英「ロッベンみたいなゴールでしたね。練習では決めていましたが、うまくいきました」

23日のラ・リーガ第36節、レアル・ソシエダは本拠地レアレ・アレナでのアルメリア戦に1-0で勝利した。この試合の決勝点を決めたMF久保建英は、自身のゴールを元オラン代表MFアリエン・ロッベン氏が決めてきたゴールと重ね合わせている。

試合開始からソシエダを牽引するパフォーマンスを披露した久保は、前半アディショナルタイムに今季9点目を記録。右サイドでボールを受けると、そのままペナルティーエリア中央に向かって切れ込んでいき、フェイントでマークにつくアキエメを転ばせてそこから左足を振り抜く。しっかりと抑えのきいた、ここしかないというコースを突くボールが枠内左に収まっている。

後半もドリブル突破、股抜き、スルーパス、シュートとずっと存在感を放ち続けた久保はまたもマン・オブ・ザ・マッチを獲得。試合後、スペイン『DAZN』とのフラッシュインタビューに応じた日本代表MFは、「外から内に切れ込むゴールは、誰からインスピレーションを受けたのでしょうか?」との問いに、チェルシー、レアル・マドリー、バイエルン・ミュンヘンなどでプレーしたあの伝説的選手ロッベン氏の名を挙げている。

「そう言われたら、ロッベンみたいでしたね。彼みたいにうまくいきました(笑)。ハーフタイム、(GKの)レミーロに『練習でああしたゴールを自分相手に決めてたよな』と言われましたし、今日が決めるタイミングだったんでしょうね。とてもうれしいです」

チャンピオンズリーグ(CL)出場圏4位に位置するソシエダは連勝で勝ち点を68として、圏外5位ビジャレアルに暫定で勝ち点8差をつけた。久保はCL出場に近づいていることへの喜びを表している。

「ソシエダのサポーターはチャンピオンズのサポーターです。火曜日の試合で3万2000人が集まって……信じられません。目標は確実に近くなっていますね」

「今節、僕たちは望んでいたように勝利しました。ほかのチームがどうなるのか待たなければなりませんが、残り2試合で今の調子を維持できるならば、目標はより近いでしょうね

ビジャレアルは24日にカディスと対戦。引き分け以下の結果でソシエダのCL出場が決定するが、「カディスを応援するのか?」と問われた久保は、こう返している。

「監督は自分たちの仕事に集中しなくてはならないと言っていましたが、明日はやっぱりカディスを応援しちゃいますよね(笑)」

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