Takefusa KuboGetty Images

久保建英、躍動!豪快左足ボレー決めて自己記録タイのラ・リーガ4点目…さらにオウンゴール誘発でソシエダを勝利に導く

レアル・ソシエダは13日にラ・リーガ第21節、敵地RCDEスタジアムでのエスパニョール戦に臨み、3-2の勝利を飾った。先発出場を果たした日本代表MF久保建英は今季4得点目を決め、さらにオウンゴールを誘発してチームの勝利に大きく貢献した。

コパ・デル・レイ準々決勝のバルセロナ戦(0-1)、ラ・リーガ第19節レアル・マドリー戦(0-0)、さらに第20節バジャドリー戦(0-1)と公式戦9連勝から一転して調子を落としつつあるソシエダ。だがバジャドリー戦でチームが負けながらもMVPに輝いた久保は、この試合でまたも主役となった。

4-3-3の右ウィングとして出場した久保は、バジャドリー戦に続いてパスを受ければ凄まじくキレのあるコントロール、ドリブルでもってまるで2倍速のような手をつけられないプレーを見せていく。そして23分にチームに先制点をもたらした。エスパニョールDFがクロスをヘディングでクリアし損ねると、ペナルティーエリア内右、浅い位置にいる久保がこぼれ球を左足でトラップ。そして一度バウンドしたボールを再び左足を使って思い切り叩き、強烈な勢いのシュートをニアサイドに突き刺している。

久保は今季4得点目。いずれもラ・リーガで決めたものだが、4得点はマジョルカに在籍していた2019-20シーズンに達成した自己記録に並ぶ。マジョルカでは35試合で4得点だったが、ソシエダでは18試合の時点で同得点数に到達しており、記録更新は間違いないだろう。

ソシエダは51分、左サイドを突破したオヤルサバルのグラウンダーのクロスをスルロットが押し込み2点を獲得。久保はというと、その後もボール奪取やスルーパスなどシルバ不在のソシエダで最たる存在感を発揮し続け、63分にはチーム3点目のきっかけとなる。右サイドから左足でクロスを送ると、これをヘディングで処理しようとしたカブレラのオウンゴールを誘発した。

磐石な点差にしたかと思われたソシエダだが、74分にはセットプレーからダルデルに1点を返され、さらに87分にはサイド突破からペナルティー内に侵入してきたブライアン・オリバンのゴールも許して一気に1点差に詰め寄られる。だが、それ以上の失点は許すことなく、何とか公式戦4試合ぶりの勝利を飾っている。ラ・リーガでは3戦ぶり白星となる3位ソシエダは、勝ち点を42として2位レアル・マドリーとの差を3まで縮め、4位アトレティコ・マドリーには勝ち点4差をつけている。

久保はもちろん、バジャドリー戦に続き2試合連続でMVPに選出された。

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