Takefusa KuboGetty Images

レアル・ソシエダ、セルタも下して怒涛の公式戦7連勝!先発の久保建英は果敢にプレーも…今回は数字を残せず

レアル・ソシエダは16日にラ・リーガ第9節、敵地バライドスでのセルタ戦で2-1の勝利を飾った。MF久保建英はスタメン出場を果たし、75分にピッチから下がっている。

公式戦7連勝を目指すソシエダとホーム3連勝を狙うセルタ。ポゼッションフットボールを哲学しているチーム同士の対戦だが、そうしたカードの方がボールを奪うためのインテンシティーの高さから激しい試合になりやすい。

この一戦では、キックオフ直後にアイエンとウーゴ・マージョが頭から衝突し、また10分にはラルセンのタックルが意図せずスビメンディの顔に入るなど、激しいフィジカルコンタクトによって何度も試合が中断する。

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そうした中、4-4-2のシステムでいつも通りスルロットと2トップを組んだ久保は、この激しいぶつかり合いにも気後れすることなく、いつも通り果敢なプレーを見せる。22分には、最近の彼の代名詞と言えるGKへの全力プレスを発動させ、マルチェシンからボールを奪うところだった。ソシエダは28分、アイエンが新たに内股を痛めてプレー続行不可能となり、代わりにディエゴ・リコを入れている。

30分、スコアが動いた。先制点を決めたのはソシエダ。セルタの甘いクリアボールをペナルティーエリア内で拾ったイジャラメンディが、ミドルシュートでマルチェシンを破っている。だが、セルタも前半の内に追いつく。39分、イアゴ・アスパスがスビメンディのパスをカットすると、そののままカーブをかけた左足のインサイドシュートでネットを揺らした。

後半立ち上がり、ソシエダはセルタと撃ち合いに興じると、55分にセットプレーから勝ち越しゴールを獲得。ブライス・メンデスのCKからスベルディアがヘディングシュートを突き刺した。

再びリードを奪ったソシエダで、久保はドリブルで2人をかわそうとするなど、その後も積極的にプレー。しかし今回は数字を残す活躍はなく、75分にシルバとともにベンチに下がっている(代わりに出場したのはナバーロとバレネチェア)。ソシエダはその後、GKレミーロの好セーブも飛び出し、セルタの意地の攻撃を跳ね返しながら試合終了のホイッスルを迎えている。

公式戦の連勝記録を7に伸ばしたソシエダは、勝ち点を19として暫定4位に位置している。

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