Takefusa KuboGetty Images

久保建英がコース&タイミング完璧な右足グラウンダーのクロスで決勝点導く!レアル・ソシエダ、ELオモニア戦に2-1勝利

レアル・ソシエダは15日にヨーロッパリーグ・グループE第2節、本拠地アノエタでのオモニア戦に臨み2-1の勝利を収めた。MF久保建英は60分から出場を果たして、チームの勝ち越し弾を導いている。

第1節では“夢の舞台””オールド・トラフォードでのマンチェスター・ユナイテッド戦で1-0の勝利を飾ったソシエダ。イマノル監督は前試合ヘタフェ戦(1-2)から大幅にメンバーを変更し、同一戦で存在感なくハーフタイムに下がった久保もベンチスタートとしている。

ソシエダはキプロスのチームを相手に立ち上がりから主導権を握り、30分に追加点を獲得。ペナルティーエリア付近でのルーズボールを拾ったアンデル・ゲバラが右足を一閃。強烈な勢いのボールが枠内左に飛び込んだ。

ソシエダは1-0で試合を折り返し、イマノル監督は60分に交代カードを一気に3枚切って久保も投入。久保は中盤ダイヤモンド4-4-2で、スルロットとともに2トップを務めている。

久保は攻撃の組み立てるにおける潤滑油となり、さらにフィニッシュにも絡んでいく。71分にはスルロットとのワン・ツーからペナルティーエリア内に侵入するが、トラップが大きくなり過ぎてしまい、シュートを放てずGKファビアーノにセーブされてしまった。そしてその直後、雨足が強まった中で、ソシエダはオモニアの同点弾を許す。ロングボールによる展開で、エルストンドとGKレミーロの連係ミスからブルーノにゴールを決められた。

スコアをタイに戻されたソシエダは攻勢を強める。久保は右サイドにポジションを変えて、昨季までのように内に切れ込んでいく動きを繰り返した。そして80分、久保の右足からソシエダの勝ち越し弾が生まれた。日本人MFはゴロサベルの出したボールから右サイドを突破。走りながら、右足でコース、タイミングともに完璧なグラウンダーのクロスをペナルティーエリア内に送ると、スルロットが滑り込みながら左足でボールを枠内に押し込んでいる。久保の今季成績は、これで6試合1得点1アシストとなっている。

ソシエダの勝ち越し弾をお膳立てした久保はさらに82分、右サイドから中央に切れ込み自らシュートを放つも、これはクロスバーの上へ。ボールの軌道を確認した久保は、先のアシストの直後ということもあり笑みを浮かべながら悔しがっていた。久保はさらアディショナルタイム、今度はさらに近い距離からシュートチャンスを迎えるものの、こちらはポストの横に外れている。

ソシエダは今度こそ最後まで1点リードを守り切り、グループリーグ連勝を達成。勝ち点6で単独首位に立っている。

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