Real SociedadGetty Images

久保建英が離脱したレアル・ソシエダ、アスレティックとのダービーで公式戦13試合ぶりの黒星…CL出場圏とは勝ち点9差に

13日のラ・リーガ第20節、レアル・ソシエダは敵地サン・マメスでのアスレティック・ビルバオ戦を1-2で落とした。MF久保建英はアジアカップに臨む日本代表に参加しているため不在となっている。

世界でも指折りの熱狂を誇りながら、家族でも友人でも恋人でも両サポーターが隣り合って観戦できる友好的な雰囲気もあるバスクダービー。だがピッチ上のプレーは激しく、“バチバチ“だ。イマノル監督は久保不在の右ウィングにザハリャン、また1トップにオヤルサバル、左ウィングにバレネチェアを起用したが、アスレティックに完全に飲まれてしまった。

アスレティックはハイプレスと縦に速い攻撃でソシエダのポゼッションフットボールに完全に手錠をかけると、29分に先制点を獲得する。ニコ・ウィリアムズにスルーパスからユリが左サイドを突破すると、その折り返しからベレンゲルがネットを揺らした。アスレティックの勢いはその後も収まらず、41分には今度はニコ・ウィリアムズの突破を起点として、再びベレンゲルがGKマレーロを破っている。

ソシエダはアスレティックを崩す術を持たず、なおかつ19分にはオドリオソラが負傷交代(イマノル監督は代わりにエルストンドを投入)。0-2のビハインドで試合を折り返し、後半になってもアスレティックに主導権を握られ続けた。50分過ぎには少しだけ“らしい”ボールポゼッションを見せるも、58分にバレネチェアのクロスからエルストンドが放ったシュートはわずかに枠外へ。ようやくゴールに近づいたが、その後には再びアスレティックのペースに飲まれていった。

それでもソシエダは勝負をあきらめず、88分にクロスからオヤルサバルが胸でボールを枠内に押し込み、ついに1点を返す。その後も執念の攻撃で同点を目指したイマノル監督のチームだが、結局1点ビハインドのまま試合終了のホイッスルを迎えた。アスレティックは今季ラ・リーガ前半戦のダービーを0-3で落としていたが、そのリベンジを果たした格好だ。

ソシエダは公式戦13試合ぶりの黒星。勝ち点を32から伸ばせずラ・リーガ6位に位置する同チームは、チャンピオンズリーグ出場圏内3位アスレティック&4位バルセロナに勝ち点9差をつけられている。

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