■アセンシオの代役はブラヒム・ディアスか
レアル・マドリー退団が決定したとされるスペイン代表MFマルコ・アセンシオだが、代役候補についてスペイン『as』が分析している。
2016-17シーズンからレアル・マドリーのトップチームに合流し、これまで公式戦280試合以上に出場してきたアセンシオ。3度のチャンピオンズリーグ制覇やラ・リーガ優勝3回を経験したが、近年はヴィニシウス・ジュニオールやロドリゴの台頭によって先発の機会を減らすことに。そしてスペイン複数メディアで、契約満了をもって今季限りで退団することが濃厚だと伝えられた。
そして『as』によると、すでにレアル・マドリー側は後任候補を定めている模様。ミランへ3シーズンレンタルで貸し出し、昨季にはスクデット獲得にも貢献したブラヒム・ディアスを復帰させる考えであるようだ。
レアル・マドリーは、ブラヒム・ディアスが期待していた活躍と経験をミランで達成したと考えており、カルロ・アンチェロッティ監督も右サイドに厚みをもたらしてくれると期待している模様。スタメンは現時点でロドリゴを想定しているが、利き足やタイプも異なる選手としてスペイン人MFをキープする考えだという。ミラン側は完全移籍を希望しているが、来季はレアル・マドリーでプレーすることになると伝えられている。
■久保建英の可能性は?
また『as』は、昨季まで所属していた日本代表MF久保建英の復帰の可能性についても指摘。今季レアル・ソシエダでリーグ戦9ゴール7アシストと大きな活躍を見せる久保だが、昨夏レアル・マドリーは買い戻しオプションはつけずに600万ユーロ(約9億円)で放出しており、保有しているのは優先交渉権のみであるという。そして、ソシエダが設定した契約解除条項は6000万ユーロ(約90億円)となっているようだ。
そして、レアル・マドリー側が買い戻しを試みる可能性はゼロではないものの、今夏の優先事項はジュード・ベリンガムやストライカーの獲得。そのため、久保の再獲得に取り組むつもりはないと分析されている。




