レアル・ソシエダMF久保建英のミッティラン戦のパフォーマンスについて、現地メディアが評価している。
20日に行われたヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント進出プレーオフ第2戦では、ミッティランとホームで対戦したソシエダ。第1戦を久保のスーパーゴールなどで2-1と制していた中、第2戦でも18分までに2ゴールをリードする展開に。その後追いつかれたものの、前半終了間際のルカ・スチッチのゴールで勝ち越しに成功し、後半には2点を加えて5-2で勝利した。
これで2戦合計7-3で制し、ラウンド16進出を決めたソシエダ。久保はこの試合で先発し、前半にはCKなどからチャンスを作ったものの、直接ゴールには絡めずに67分に交代となった。そして、現地メディアはやや厳しい評価を下している。
『ムンド・デポルティーボ』バスク版は、「試合の大半で機能不全に陥っていた。最初の数分間は何度か良いチャンスを作ったものの、その後は姿を消すことに。後半はより守備での貢献が目立った」とし、2枚のマークに苦戦したことを指摘した。
また『as』は、レポートの中で「最初の決定的なパスは久保からで、バレネチェアのスペースへの素晴らしいパスだった」としつつも、「後半開始から相手が退場者を出すまではチームとしてもそれほど力を発揮できなかった」と分析。さらに『マルカ』は、久保に対して「★」とワースト評価をつけた。なお同メディアでは、「★★」を獲得したのはアリツ・エルストンド、スチッチ、オーリ・オスカルソンの3選手のみで、他の選手は「★」となっている。



