レアル・ソシエダを勝利に導いたMF久保建英について、スペインメディアも絶賛している。
今季はラ・リーガ開幕から8試合で5ゴール1アシスト、9月の月間最優秀選手にも選ばれるなど驚異的な活躍を続けていた久保。10月の日本代表にも招集されると、チュニジア戦(2-0)では1アシストを含む圧巻のパフォーマンスを披露していた。
そして日本代表活動終了後、ソシエダに合流。21日に行われた第10節のマジョルカ戦では、疲労を考慮してかベンチスタートに。しかしチームはなかなかマジョルカ守備陣を崩せないでいると、久保は60分からピッチに立った。するとわずか4分後、右サイドでボールを受けると、一瞬の隙にコンパクトな振りでクロスを送り、ブライス・メンデスのゴールをアシスト。チームを1-0の勝利に導いた。
これで公式戦11試合5ゴール3アシストと、見事な活躍を続ける久保。ソシエダGKアレックス・レミーロが「タケは本当に器用な選手で、僕たちに多くのものをもたらしてくれる。彼を信頼している。本当に決定的な存在だよ」と手放しで褒め称えていたが、スペイン大手メディア『as』もマジョルカ戦の各選手レビューで絶賛している。
「後半途中でピッチに立った彼が試合を決定的に変えた。ブライスへの崇高なアシスト。これがシーズン3アシスト目となっている」
この試合のファン投票によるラ・リーガのマン・オブ・ザ・マッチにも輝いた久保。次戦はチャンピオンズリーグのグループステージ第3節、敵地でベンフィカと対戦する。




