レアル・ソシエダMF久保建英は、アトレティック・クルブ戦で厳しい評価となった。
15日に行われたラ・リーガ第29節で、同じバスクに本拠を置くアトレティックとのダービーに挑んだソシエダ。敵地サン・マメスに乗り込んだ大一番だったが、33分にイニャキ・ウィリアムスのゴールを許すと、70分にも同選手にネットを揺らされ、そのまま0-2で敗れている。
この試合に先発し、2試合連続ゴールも期待された久保だったが、相手の激しい守備に大苦戦。良いところなく、61分にベンチへと下がっている。そして地元メディアも、そんな日本代表MFに厳しい評価を下した。
『noticias de Gipuzkoa』は、チームワーストタイとなる「2」と採点。「何ももたらせなかった。(徹底マークについた相手DF)ユーリは時に激しくなりすぎていたが、完全に久保を試合から追い出している。交代するまで現れなかった」と存在感がなかったと指摘している。
一方で『el desmarque』バスク版の評価も「5」と低調に。「この日は元気がなく、どの時間帯でもスピードや試合をコントロールできなかった。だが、彼の努力を非難することはできない」と評している。
ダービーに敗れたソシエダは、勝ち点51のまま。5位レアル・ベティスとの差は「3」まで縮まっており、4位争いは激しさを増している。




