レアル・ソシエダ地元メディアは、日本代表MF久保建英がローマ戦でベンチスタートとなったことに疑問を投げかけている。
16日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16のセカンドレグで、ローマと対戦したソシエダ。敵地でのファーストレグを0-2と落としていた中、逆転突破のために2ゴール以上での勝利が必要な状況だったが、久保はベンチスタートに。71分からの出場で精力的に動いたものの、ゴールをもたらすことはできず。試合はスコアレスドローで終了し、ソシエダは敗退が決まった。
EL敗退が決まったソシエダ。地元メディア『noticias de Gipuzkoa』は、イマノル・アルグアシル監督の決断に疑問を抱いている。全選手採点の中、久保は出場時間の関係からか採点はなし。しかし寸評では、「彼が途中出場になったことは理解できない。それ以上のことはない。彼はトライしていた」とし、スタメンで起用すべきだったと指摘した。
一方『el desmarque』バスク版は、久保を「4」と採点。「イマノルが交代した4選手の中で最高だった。最大の変化をもたらしている」と綴った。
これで直近6試合勝利なし(4分け2敗)と不調にあえぐソシエダ。残されたラ・リーガでのトップ4フィニッシュへ向け、19日の第26節ではホームでエルチェと対戦する。
