一般紙含めてスペイン最大紙のスポーツ新聞『マルカ』が発刊した2023-24シーズンのラ・リーガのガイドブックで、MF久保建英は最たるスター選手として紹介されている。
『マルカ』毎シーズン発行しているもはや伝統と言えるシーズンガイドブックにおいて、レアル・ソシエダの注目選手紹介ページでデカデカと、最たるスター選手として紹介されたのは日本代表MFだった。“エクスプロシオン(爆発)”、つまり昨季ブレイクを果たした選手と形容された久保は、次のように評されている。
「この日本人は昨季後半戦、レアル・ソシエダのベストプレーヤーだった。バルセロナとレアル・マドリーがまだあどけなかった彼をなぜ獲得したのか、ラ・レアルが3年連続でなぜ執拗に獲得を目指したか、その理由が証明されている」
「この日本人のアタッカーは、ラ・リーガで決定的なブレイクを果たした。9ゴール5アシストのほか多くの危険な場面を創出し、イマノル率いるチームが4位でシーズンを終え、チャンピオンズ出場権を獲得することに貢献している」
「ソシエダに順応した今季の彼の願いは、もう一歩を踏み出すこと。私たちのリーグを、さらに代表する選手になることだ」
ソシエダの注目選手紹介ページでは、久保のほか“ドミニオ(支配)”としてゲームメーカーのMFマルテイン・スビメンディ、“エスペランサ(希望)”として長期離脱から復帰したFWウマル・サディクが紹介されていた。
なおソシエダはラ・リーガ開幕節で、本拠地レアレ・アレナにジローナを迎える。久保はもちろん先発出場だ。




