23日に行われたプレシーズンマッチ、ボルシア・メンヒェングラットバッハ(ボルシアMG)対レアル・ソシエダは1-1のドローで終了した。ボルシアMGのDF板倉滉は先発出場、ソシエダMF久保建英は後半から出場して同チームデビューを果たしている。
ボルシアMGホームで行われたこの一戦。ボールを保持して攻撃の糸口を探したのはソシエダだった。アルグアシル監督が使用したシステムは中盤ダイヤモンドの4-4-2で、起用メンバーは中盤の右ブライス・メンデス、アンカーがイジャラメンディ、左ミケル・メリーノ、トップ下シルバで、2トップはイサク&チョー。後方からボールをつなぐ"らしい”パスフットボールで、ボルシアMG陣地で試合を進めた。その一方4-4-2のボルシアMGも板倉らが守備で奮闘を見せ、よりダイレクトな攻撃からゴールを狙っていった。
そして43分、スコアが動く。レ・ノルマンがペナルティーエリア内でテュラムを倒してボルシアMGがPKを獲得。キッカーのベンセバイニが豪快なシュートでGKレミーロを破った。前半は1-0のまま終了。板倉は的確なポジショニングから手堅い守備を見せ、果敢なスライディングタックルでイサクのドリブル突破を阻むなど、激しくいくべきときにはそうすることをためらわず。さらにビルドアップでは冷静な判断の配球を見せている。
ハーフタイム、ソシエダはフィールドプレーヤー10人を代えて久保も投入。日本人MFはシルバがプレーしていたポジション、トップ下に配された。
迎えた後半、久保は後方に下がってビルドアップに絡んだり、本職の右サイドからドリブルで守備を崩しにかかったり、また左サイドにも顔を出したりと積極的にプレーに絡んでいく。そうした中で61分、ソシエダが同点弾を獲得。ミドルシュートをボルシアMGのDFが弾き損ねると、空中に浮かんだボールからカリカブルが豪快なバイシクルシュートでネットを揺らした(カリカブルに付いていた板倉は頭でシュートをブロックしようとしたが間に合わず)。
若いメンバーで構成されるソシエダは、その後も久保を中心に攻撃を展開。トップ下の久保は積極的にプレーに絡んでいくほか、チームメートにボールを出すべきところを指示したり、言葉通り攻撃を司る司令官としての振る舞いを見せる。ラ・リーガの識者たちからも評価されてきたその“カラクテル・フエルテ(強い性格)”をありありと示していった。
久保は77分、ソシエダでの初ゴールを決める絶好のチャンスを手に。ペナルティーエリア内フリーでパスを受けるとGKゾマーと1対1となったが、ボルシアMG守護神をかわすのに手間取ってボールを奪われてしまった。その後も試合はソシエダのペースで進んだが、それ以上ゴールは決まらず試合終了のホイッスルが吹かれている。
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