Take-Kubo(C)Getty Images

ソシエダで躍動の久保建英、バルサ時代の恩師が称える性格とは?「主人公になりたい」

今季レアル・ソシエダで躍動する日本代表MF久保建英について、かつてバルセロナ下部組織で指導した経験を持つ指揮官が絶賛している。

2011年にバルセロナの育成組織(ラ・マシア)に加入し、大きな期待を背負った久保。しかしバルセロナの18歳未満の外国人選手獲得・登録違反による制裁措置の影響を受けて退団すると、FC東京などでのプレーを経て、2019年にレアル・マドリー移籍が決定。その後レンタルで多くのクラブを渡り歩き、昨夏にはソシエダへの完全移籍が決まっている。

そしてイマノル・アルグアシル監督の下、久保は今季公式戦33試合に出場。5ゴール7アシストをマークし、ダビド・シルバらと共に攻撃陣を牽引する活躍を見せており、現地でも高い評価を受けている。

かつてラ・マシアで幼少期の久保を指導したアレックス・ゴメス氏は、スペイン『ムンド・デポルティーボ』のインタビューに登場。今季の活躍を称えた。

「絶対的なレギュラーとまではいかないが、決定的な活躍でラ・レアル(ソシエダ)に多くのポイントをもたらしている。簡単にはいっていないが、我々が抱いていた期待に応えているよ」

また、これまでレンタルで所属したマジョルカ、ビジャレアル、ヘタフェよりも「外から見ると自由に見えるね。彼がより自由を与えられ、システムの中で解き放たれていると感じる」と現在の好調の理由を分析。そして、そのパーソナリティを絶賛した。

「私が最も気に入っているのは、彼のキャラクラーだ。彼は主人公になりたいんだ。たとえ失敗しても興味を引く選手であり、決して隠れてしまうこともない。事実として、彼は10ゴールを達成できる。まだ非常に若いし、成長もしていけるはずだ」

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