バイエルンMF福井太智は契約を延長し、ポルティモネンセへレンタルで移籍することが決まった。
17歳でサガン鳥栖とプロ契約を結んだ後、2022年にバイエルンへと加入した福井。当初はセカンドチームでプレーしていたものの、9月に行われたDFBポカール1回戦でトップチームデビューを飾っていた。
その後は再びセカンドチームでのプレーを続けていた19歳MFだが、1月の移籍市場でトップレベルのリーグでの出場経験を積むことになった。バイエルンの発表によると、2026年6月まで1年間契約を延長した上で、今季終了後までポルティモネンセへレンタルで加入することになる。
バイエルンのユース育成ディレクターを務めるヨッヘン・ザウアー氏は公式HPで、「タイチは昨年の冬にセカンドチームに加入し、それから素晴らしい成長を見せた。9月にはトップチームデビューも果たしたね」としつつ、レンタル期間での成長に期待を込めている。
「ポルティモネンセは、日本人選手をヨーロッパに溶け込ませる力が有名なクラブだ。したがって、タイチがプロリーグで次のステップに進むため、非常に好条件だと確信しているよ」
なおポルティモネンセ側のHPで、福井は「僕の目標はポルティモネンセで頭角を現し、将来的に日本代表チームでプレーすることです」と意気込みを語っている。





