元イタリア代表GKが日本移籍断念を告白「後悔にさいなまれている」反動で中国行きを熱望

Stefano Tacconi
Getty Images
【欧州・海外サッカーニュース】元ユヴェントス(セリエA)守護神のステファノ・タッコーニ氏は、かつてJリーグ移籍のオファーを拒否したことを振り返った。

元イタリア代表GKでジェノア時代にFW三浦知良の同僚だったステファノ・タッコーニ氏が、イタリア誌『ディ・ピュ』に寄稿したレターの中で、過去に日本移籍を断った背景を告白した。

かつて1980年代にユヴェントスの正GKとして活躍し、スクデットやチャンピオンズリーグ優勝など数々のタイトルを獲得したタッコーニ氏。1992年から1994年の現役引退まで所属したジェノアでは、日本を代表するレジェンドであるキング・カズと同僚だったことでも知られる。

そんなタッコーニ氏は現役時代を振り返り、家庭の事情により日本から届いたオファーに断りを入れていたことを明かしつつ、後悔をのぞかせた。

「当時は妻が第1子を妊娠していたため、旅立つ気分にはなれなかった。私は家族愛のために、オファーをあきらめたんだ。しかし、もしあの時に日本へ旅立っていれば、同僚のほぼ全員が引退間際に経験した『国外でのチャンスを投げ捨てしまった』という後悔にさいなまれることはなかっただろう」

タッコーニ氏は過去に日本移籍を断念した反動からか、離婚覚悟で妻の反対を押し切り、指導者として中国へ渡ることを熱望している。

「私が希望する仕事のオファーが舞い込めば、迷うことなくサインする。妻に意見を求めることはせず、私は旅立つつもりだ。もうすぐ64歳になるが、家族のためにこれまで他人に明け渡していた居場所を取り戻したい。チャンスがあれば私はそこへ行きたい。それで妻が離婚を望むならそうすればよい。しかし空港まで毎回、私の見送りに来てくれるのなら、彼女を失望させるつもりはない」

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