バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が、レアル・マドリー&ユヴェントスと創設を目指しているスーパーリーグについて言及している。
現在は3クラブが中心となって創設を目指しているスーパーリーグ。現在はルクセンブルクの裁判所で、UEFAが欧州フットボールを不当に寡占しているとの訴えの判決を待っているところだ。
チャンピオンズリーグかスーパーリーグか、欧州フットボールの命運を左右するであろう判決が待たれる状況で、ラポルタ会長が自身の後押しする大会について言及。『スポルト』とのインタビューで、次のようにコメントしている。
「スーパーリーグは大きなチャンスだ。だが対話からしか勝利する術はない。スーパーリーグが求めるのはフットボールの改善、フットボールを持続させるための闘いなんだよ。各クラブが破滅を逃れて、より競争的になるための手段が得られるのだから」
「スーパーリーグは最終的にチャンピオンズリーグの大きく改良した大会となる。能力主義で、クラブ差別のない開かれた大会だ。スーパーリーグのCEOベルント・レイチャートは先の火曜にUEFA会長のアレクサンデル・チェフェリンと話し合った。それは重要な一歩となる」
ラポルタ会長はまた、スーパーリーグで各クラブがどれだけの収入を得られるかを問われて、こう返答した。
「まず、創設クラブは最初に10億ユーロ(約1400億円)のボーナスを手にする。そして1シーズンにつき、私たち(バルセロナ)は3億ユーロ(約430億円)を手にすることになるだろう」


