ブンデスリーガは11日に第11節が行われ、シュトゥットガルトとドルトムントが対戦した。
今季開幕から絶好調でここまで3位につけるシュトゥットガルトと、同勝ち点で4位のドルトムント。ブンデスリーガ上位対決がシュトゥットガルトのホームで行われた。日本代表DF伊藤洋輝は、今季は左サイドバックでの起用が増えていたものの、このビッグマッチではセンターバックで先発している。
試合はシュトゥットガルトのペースで進み、11分にはPKを獲得する。しかし、ヒューリッヒのキックはGKコーベルに止められる。その後も猛攻を仕掛けて何度も決定機を作るが、ドルトムント必死の守備を崩せない。すると36分、左サイドを突破され、最後はフュルクルクにネットを揺らされた。
リードを許したシュトゥットガルトだったが、すぐさま追いつくことに成功。伊藤洋輝のロングフィードをDFラインの背後を狙ったルウェリングが抑えると、ボックス内に飛び込んだウンダブにラストパス。冷静にGKとの一対一を制し、試合を振り出しに戻して前半を折り返す。
後半は一進一退の攻防が続き、シュトゥットガルトは54分にヒューリッヒが絶好機を迎えたが、シュートは枠の外へ。ドルトムントは62分、右クロスから最後はザビッツァーのシュートがポストに直撃した。
激しい攻防が続く中、シュトゥットガルトは67分にケガから復帰したギラシを投入。すでに14ゴールと大活躍のエースをピッチに送り出し、逆転を目指す。78分には再び伊藤洋輝のロングフィードからチャンスを作ったものの、シュートは相手ブロックに阻まれている。
すると82分、シュトゥットガルトがPKを獲得。これをエースFWギラシが冷静に沈め、ついにホームチームが逆転に成功した。このままリードを守りきり、2-1で勝利を飾っている。
この結果、シュトゥットガルトは今季8勝目で勝ち点24に到達。ドルトムントとの差を「3」に広げた。




