シュトゥットガルトのアンジェロ・スティラーは、遠藤航について語った。
2019年にシュトゥットガルトに期限付きで加入し、その翌年に正式にクラブの一員になった遠藤は、4シーズンにわたって公式戦133試合に出場し、ブンデスリーガ昇格を経験し、近年は主将としてリーグ残留に貢献してきた。そんな日本代表MFだが、今夏にリヴァプールからの関心が届き、イングランドに新天地を求めた。
ブンデスリーガ開幕直前に主将を失ったシュトゥットガルトだが、昨シーズンまでの低迷から一転してここまで3位と好調を維持。リーグ戦で早くも15ゴールをマークするセール・ギラシの活躍はもちろんだが、今夏にホッフェンハイムから加入した22歳MFスティラーも好パフォーマンスを見せて遠藤の穴を埋めている。
加入以降の全公式戦10試合にフル出場してチームの躍進を支えるスティラーは、ドイツ『Transfermarkt』で退団したキャプテン遠藤の代役を務めることについて「僕にとっての大きな刺激になった」と話し、遠藤について続けた。
「僕自身や僕のプレースタイルをファンに受け入れてもらうために、ポジティブなプレッシャーであると感じていた。彼は真のクラブのレジェンドだ。彼をコピーしようなんて考えていなかったし、僕は彼とは異なるタイプの選手だ」
また、スティラーは今シーズンのシュトゥットガルトが好調な理由についても語った。
「僕たちはチームとして動いているし、誰も自分自身のことを一番に考えていない。これが成功のカギだ。15ゴールをマークしているセールが良い例だ。彼は絶対的なチームプレイヤーで、浮足立たず、攻守の両面でチームを助けている。それに、彼だけが好調なのではなく、他の大勢の選手たちもトップフォームだ」
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