トルコサッカー連盟(TFF)は20日、ステファン・クンツ監督の解任を発表した。ドイツ人指揮官はその決定への失意を表明している。
トルコ代表は、9月のインタナショナルウィークでEURO2024予選のホームでのアルメニア戦を1-1のドローで終えると、続くキリンチャレンジカップの日本代表戦は2-4で敗れた。そしてその8日後、TFFはクンツ監督の更迭に踏み切っている。
2021年9月に就任してから2年間トルコ代表を率いた60歳の指揮官は、自身のウェブサイトで声明を発表。「(トルコは)現在EURO予選のグループDで首位クロアチアと勝ち点10で並び、来年ドイツで開催されるEUROに出場する素晴らしいチャンスを残していた」としつつ、次のように振り返った。
「私はコーチ陣とともに20試合でトルコ代表チームを率い、12試合では勝利を収め、3試合は引き分け、ポルトガル、イタリア、クロアチア、日本といった強豪相手の4試合、そしてフェロー諸島との1試合に敗れた」
続けて「就任時に掲げられた目標、カタール・ワールドカップの予選プレーオフ、ネイションズリーグでのリーグCからリーグBへの昇格を達成できたことを誇らしく思う」とも記したクンツ監督。ドイツ生まれのサリフ・エズジャン(ドルトムント)やオランダ生まれのフェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ)が同国代表を選んだこと、レアル・マドリーに渡ったアルダ・ギュレルのように自身の下で代表デビュー果たした10選手がより大きなクラブへステップアップしたことなども「誇らしいこと」と綴った。
なお選手たちやスタッフ、ファンに感謝を告げたクンツ監督は、今後のトルコ代表の成功を祈っていることを強調。そして、「自分の大きな夢の一つはドイツでのEUROでトルコ代表の監督としてサイドラインに立つことだった。残念ながらこれは叶わない夢に終わってしまった」と、無念の思いを吐露しながら声明を締めくくっている。
