スポルティングCPは、日本代表MF守田英正の引き留めを諦めてはいないようだ。ポルトガル『A BOLA』が伝えている。
2022年夏にサンタ・クララからスポルティングに加入した守田。以降3シーズンに渡って主力として活躍、今季は2度の指揮官交代に揺れたチームの中でも公式戦35試合に出場し、リーグ連覇とカップ戦優勝に大きく貢献していた。
そんな守田だが、スポルティングとの現行契約が間もなく最終年に突入する中、年明けにはポルトガルメディアの間で契約延長を拒否したと伝えられた。さらに、来季プレミアリーグに昇格するリーズが関心を持っているされており、今夏の去就には大きな注目が集まっている。
しかし『A BOLA』によると、スポルティング側は再び契約延長に動いている模様。守田側もこの動きを即座に拒否することはなく、依然として将来に関する選択肢を検討しているようだ。
また同メディアは、守田に対して現段階で他クラブから具体的なオファーも届いておらず、スポルティングでもう1シーズンを過ごすことも選択肢の1つと指摘。さらにクラブ側も、来夏にフリーで放出するリスクはあるものの、来シーズンも日本代表MFを頼りにする考えを持っているようだ。
一方でスポルティングは、獲得の際に支払った345万ユーロ(約5億6500万円)の回収を諦めてはおらず、仮に放出することになれば、800万ユーロ(約13億円)を移籍金として要求すると予想されている。今後の動向に注目だ。
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