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スポルティングがリーグ戦に続きカップ戦制して2冠達成!守田英正途中出場で延長戦の末に宿敵ベンフィカに逆転勝利

スポルティングCPは、ベンフィカに逆転勝利してタッサ・デ・ポルトガル制覇を成し遂げた。

25日に行われたタッサ・デ・ポルトガル決勝でスポルティングはベンフィカと対戦。スポルティングの守田英正はこの試合でベンチスタートとなった。

先に主導権を握ったのはベンフィカ。19分にエヴァンゲロス・パヴリディスが強烈なシュートを放つと、スポルティングGKルイ・シウヴァがビッグセーブを見せ、ボールはポストに当たってゴールならず。さらに、その直後にはブルーマに決定的な場面が訪れるも、ゴンサロ・イナシオが身体を張った守備でこれを防いで、得点を許さず。両チームはスコアレスで試合を折り返した。

後半に入ると、ベンフィカが早々に先制点。47分にオルクン・コクチュが右足でミドルシュートを叩き込んでリードをもたらした。さらに、勢いを増すベンフィカは50分にブルーマが追加点を奪ったかに思われたが、VARの介入により、ビルドアップの段階でアルバロ・カレーラスに反則があったとしてこのゴールは取り消された。

なかなか思うような試合運びができないスポルティングは58分にゼノ・デバストに代えて守田を最初の交代カードとして投入。その後もベンフィカがチャンスを作るも、GKシウヴァが立ちはだかってこれ以上の得点は許さない。すると後半アディショナルタイム、ヴィクトル・ギェケレシュがレナト・サンチェスに倒されてPKを獲得。ギェケレシュがこれを冷静に沈めてスポルティングが土壇場で同点に追いついた。

延長に入ると、スポルティングが押し込む展開が続く中、99分にCKのこぼれ球をフランシスコ・トリンコンがクロスを上げ、これをコンラッド・ハーダーが頭で叩き込んでスポルティングが逆転。さらに、延長後半アディショナルタイムにはトリンコンがネットを揺らして試合を決定付けた。

スポルティングは延長戦の末にベンフィカに3-1で勝利して6年ぶり18回目のタッサ・デ・ポルトガル制覇を飾った。リーグ戦も制しており、これで今シーズン2冠達成となった。

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