サウジプロフェッショナル・リーグ(SPL)のアル・イテハドは13日、新たにローラン・ブラン監督が就任することを発表した。
カリム・ベンゼマやエンゴロ・カンテが所属するアル・イテハドは、昨シーズンのSPLを5位でフィニッシュ。優勝したアル・ヒラルに勝ち点差「42」をつけられ、苦しいシーズンを過ごすことになった。そして、そういった成績もあり、今月初めにマルセロ・ガジャルド監督を解任。次なる監督探しを始めていた。
そこで白羽の矢が立ったのがブラン監督だ。現在59歳のブラン監督は、現役時代にモンペリエやバルセロナなどでプレーし、マンチェスター・ユナイテッドではプレミアリーグ優勝に貢献。現役引退後は指導者の道へ進み、ボルドーやパリ・サンジェルマン、フランス代表で指揮をとった。最近では22年10月からリヨンを率いていたが、昨年の9月に成績不振を理由に解任。現在はフリーの状況となっていた。
アル・イテハドは13日、クラブ公式SNSで「ようこそアル・イテハドへ、ローラン・ブラン監督」と投稿し、新指揮官の就任を祝っている。
